親しいご友人や取引先の会社さんから、「新しくお店をオープンします!」と聞く機会は意外に多く有るようですね。ただ、いざ、そう聞いた際に真っ先に思いつくのは、おめでとうと言う気持ちと共に“御祝いのプレゼントやギフト、どうしよう?”ではないでしょうか。そんな時に一番先に思いつくのが、大抵の方はフラワーギフトや、開店祝いのお花なのではないでしょうか。
目次
どんなお花を開店祝いに贈っているの?
さて、それではどのようなポイントでお祝いのお花選びをすればよいのでしょうか。
華やかさと大きさで楽しめるスタンド花
スタンド花は「立ち花」「祝い花」「フラスタ」などとして、開店のお祝いに贈る祝い花の定番となっています。大抵は入り口付近に飾られ、高さも大きい物で2メートル近くととても大きく、ピンクや黄色などカラフルなカラーを使って華やかに飾られるため、とても目立つお花だと言えます。
また、一般的に立札として社名や名前を書いた大きい名入れ札やメッセージを飾る為、取引先へのアピールの意味合いも大きくなるのではないでしょうか。
胡蝶蘭 気品と高級感があり、長持ちするお花。
胡蝶蘭も、今では様々なお祝い事に贈られる高級贈り花として定番の花ギフトとなっています。高級感にあふれ、“幸せが飛んでやってくる”と言う花言葉と合わせ、開店の祝い花にはぴったりの花ではないでしょうか。
また、鉢植えで贈るお花の為、上手に管理してあげれば1か月~2か月もお花を楽しむことが出来る点も、人気の秘密と言えるでしょう。
アレンジメントフラワー
アレンジメントフラワーも、スタンド花と同じく、様々なお花を使い華やかに飾ることが出来る祝い花です。ただ、店内や屋内に飾りたい場合や、入り口付近にスペースが無くスタンド花は置けない等の制限がある場合は、アレンジメントフラワーの方が適しているのではないでしょうか。
観葉植物
最近のお店では、店舗内や入り口などに緑を置くところも多く有り、開店祝いとして観葉植物を贈る方も増えてきています。観葉植物の中には、“周囲の空気をきれいにする”と言われている物もあり、また“店内の保湿役も果たす”とも言われる為、グリーンを配置し目を癒す役割と共に、観葉植物の開店祝いが選ばれる理由となっています。
ドライフラワー・プリザーブドフラワー
お祝い花に生のお花を贈る場合、どうしても水やりや落ち葉・花の手入れなど、贈られた側もある程度の手間が必要となります。その点、ドライフラワーやプリザーブドフラワーの場合、そのようなお世話が不要であり、また劣化しにくい為、長くインテリアとして楽しむことが出来ます。
プリザーブドフラワーも見た目の感覚が生のお花に近い為、長く飾ることが出来るお花として重宝されるのではないでしょうか。ただし、ドライフラワーやプリザーブドフラワーは通常の花屋さんでは取扱いが少ない為、思い通りのデザインでなかったり、割高になってしまう場合もあり、注意が必要です。
開店祝いのお花、どこに飾って貰うの?
開店祝いにお祝い花を贈る際、“どこに飾って貰うのか?”を考える事も、大きなポイントの一つと言えます。
例えば、店内が狭くカウンター幅も狭いようなお店の開店祝いに“特大の胡蝶蘭”を贈ってしまった場合、胡蝶蘭は大きい物だと高さは1m位、横幅も同程度必要な大きさの為、せっかく奮発して贈っても店内に飾れる場所がありません。かといって路地に出すのもはばかれるため、贈られた側もどこに飾って良いか困ってしまう結果となります。ビジネスシーンでせっかくオフィスの移転お祝いに観葉植物を贈っても、狭い場所しかない場所に葉が広く生茂ったり、葉落ちが多い植物の場合、やはり手間や邪魔になるとも限りません。
地域によって違う!?スタンド花のお花のその後
開店祝いで飾られるスタンド花。皆さんはその後どのようになるか、あまりご存じないのではないでしょうか。
① 枯れ・萎れが出るまで飾られる。
② 初日に飾り、お店の方がその後花束にしてお客様へ振る舞う。
③ 開店と同時にお客様・地域の方が好き好きにお花を抜いて貰う。
実は、日本全国の地域により開店花の飾られた後の扱いは異なります。関東圏、特に東京などは基本的に開店花のお花を貰ってゆく習慣がありません。その為、お花が終わる頃合いまで飾り続け、終わればそのままお花ごと回収して貰う事が普通です。
ところが、これが名古屋地域近辺では、③が当たり前になります。開店時間まではスタンド花を裏返しに置いて置き、開店と同時にすべて正しい向きに置く。すると待っていたお客様が一斉にお花を抜いて持ち帰り、あっという間にスタンド花はスタンド台だけになってしまう。と言った具合です。②や③が主流の地方では、開店後にお花が残ってしまうと、逆に”お客様が寄り付かない=繁盛しない”と不吉な流れになってしまう為、開店と同時に無くなるよう、呼びかけをするお店もあるみたいですね。
逆に東京ではお花を勝手に抜いてしまうとお店に人に怒られかねないので、地域がちょっと離れると反応が真逆になるので面白い文化の違いですね。
せっかく記念に贈る祝い花ですので、ちょっとした心配りを気をつけるように心がけましょう。
開店祝い:シーン別の選び方
お店の入り口・外を飾るお祝い花
お店の入り口や店舗の壁面など、外に向けて開店をお祝いできるお花には、スタンド花が最適です。 開店日などから並べるお花ですので、路地を歩く人に開店を大きくアピールできるお花と言えます。
また、来店されたお客様へのお礼やサービスとしてお花を差し上げる事もできる為、一番開店祝いに向いているお花と言えるのではないでしょうか。
ただし、スタンド花は元々切花で作られるお花の為長持ちはしません。数日~1週間ほどでどうしても枯れや萎れが出てくるタイプの商品ですので、開店日などの記念日から短い期間に大きく目立たせる用途のお花と言えるのではないでしょうか。
お店の中 広い場所に飾る祝い花
店内に割合スペースがあり、開店祝い花を置く場所に割合困らない場所へお花を贈る場合は、胡蝶蘭やアレンジメントフラワーがおすすめです。
例えば白が基調となる大輪の胡蝶蘭を贈れば、店内に気品あり豪華な雰囲気を持たせる事ができますし、華やかな色遣いのアレンジメントフラワーを飾れば、テーブルや店内装飾をより華やかに際立たせることが可能です。
また、長く楽しんでほしいと言う点で言えば、胡蝶蘭や観葉植物などが最適ではないでしょうか。
カウンター・棚など 狭い場所に飾る祝い花
祝い花を贈りたくても、お店が狭かったり、カウンターのみの店舗だったりした場合、開店祝いに大きなお花を贈ってしまうと、贈られた側は、嬉しい事ではありますがとても飾り場所に困ってしまう事態が考えられます。
ですので、狭いスペースの場所へお花を贈る場合はカウンターでも飾れるようなサイズのミディ胡蝶蘭や、小さめのアレンジメントフラワーを選ぶのがお勧めです。
バスケットタイプのアレンジメントや、小さな鉢植えのミディ胡蝶蘭などは、小さくても華やかだったりかわいらしい印象を与えることが出来る為、お店の邪魔にもならずおすすめです。
また、店内装飾の一つとして飾って貰えるのであれば、店内イメージに沿う必要がありますがドライフラワーやプリザーブドフラワーも一味違った贈り物として喜ばれるのではないでしょうか。
大丈夫?祝い花のマナー
開店祝いの花を贈るのであれば、当然皆喜んでほしいなと思うのが人情です。ですが、ほんの些細なマナーを知らなかった為に、後で気づいて恥ずかしくなってしまった、贈り先に気を遣わせてしまったなどが起きてしまうと、せっかくのお花が台無しですので、代表的なものをいくつか挙げてゆきましょう。
真っ赤のお花は避ける
真っ赤は、“赤字”“火災”を連想させるため、一般的には開店祝い、特に飲食店の開店祝いにはあまりふさわしくない色のお花と言われています。
ただピンク色や差し色として、華やかな色の一部として使われるのであれば問題ありません。また、中国系のお店の場合、中国では一番好まれる色が赤であり、逆に白色はお祝いにふさわしくない色と認識されています。
お届け先がどのような場所なのかを考えると、何色のどんなお花にすればよいかの手助けになると言えます。
お花の香りにはご注意!?
スタンド花やアレンジメントフラワーでは、様々な種類のお花が使われます。その中には、ユリやバラなど、香りが強いお花が使われることも多く有ります。
例えば飲食店の店内に飾るアレンジメントフラワーを贈った場合、使われたお花の中にユリなどが入っていると、せっかくの美味しい料理の香りをお花の強い香りが邪魔してしまう場合があります。
また、お香など店内のアロマを乱してしまう場合がある為、特に飲食店などのような香りがポイントとなるお店へのお祝い花は、胡蝶蘭などの香りの少ないお花を贈るのがおすすめです。
お札やメッセージカードは必ず!
開店祝いに贈るお花には、必ずメッセージカードやお札を付けるのがマナーですね。最近では大抵のお花屋さんが無料でお札やメッセージカードを作ってくれるようですので、
「祝開店 ~様 ~より」
等のお札をつけると、どなたからのお花か分かりやすくなります。もしよくわからない際は利用するお花屋さんに、どのようなお札内容にすればよいか電話で聞いてみてはいかがでしょうか。
開店日の当日?前日配達がいい?
開店祝いのお花を贈りたい場合に、意外と迷うのがどのタイミングで届けたらよいか、という点です。なんとなく、当日の午前中が良いのかな、と思いがちです。もちろん開店前の早い時間帯に配達してもらえるのであれば一番良いのですが、開店準備などで非常に忙しく、届くお花の対応が大変になってしまう場合も考えられます。
また、宅配などでお花を届ける場合は、配送業者の混雑状態により仮に午前中指定で送っても、その時間帯に届けられない場合がままあるようです。
もしお届け先のご都合を聞くことができるようでしたら、お届け先にに一番無理がない日時に届くよう心がけましょう。また、聞くのが難しいような場合は、前日の遅めのお届けに指定するのが概ね問題が少ないのではないでしょうか。
終わった後どうしよう。片付けは?
スタンド花は切花で作られる為、概ね1週間ほどで枯れや萎れが出てくるため、飾りを終えるタイプのお花です。ですが、金属製のスタンド台に、枯れた沢山のお花。贈られた側は、飾り終えた後、どう処分すれば良いか分からないことが多くあります。
近郊のお花屋さんから届けられたスタンド花に関しては回収サービスがある事が多く、届けた花屋さんに連絡を入れれば引き取りに来てくれます。逆に遠方から宅配便で届いたお祝い花等の場合は、遠方の為回収に来れない事が多く有ります。
その為、お花屋さんに注文をする前に、回収がどうなっているか、お花が終わった後届け先はどうすればよいか確認しておくのも、贈り先に優しいマナーの一つと言えるのではないでしょうか。
遠方でも贈れる開店祝いのお花
「地元の友人がお店を開店した」「取引先が遠方に出店した」等の場合、開店祝いのお花をどこに頼めばよいか迷ってしまいます。
地元にお付き合いのお花屋さんがあるようであれば、そちらに頼むのが良いでしょう。ですが、特にそのようなお花屋さんが無かった場合は、インターネットのフラワーショップを探すのがおすすめです。
例えばスタンド花を贈る際、どのようなデザインになるかは気になる点だと思いますが、どうしても地元のお花屋さんでは扱いが少なく、バリエーションやラインナップも限られてしまうため、なかなか希望の予算内で満足のいくイメージのお花を見つける事が難しいのが現状です。
その点、全国展開しているような人気のネットショップの生花店では、ラインナップも豊富で、広範囲のお届けをカバーして展開している為、非常に使い勝手が良く重宝するお店だと言えます。また取り扱うお花の種類や数も多いので、よりリーズナブルに凝ったデザインのお花を見つけることが出来るでしょう。
また、最近は配送料無料を謳うお店や、全国の大半をお届け地域にできるお花屋さんも増えてきています。送料無料とは、その分のお花が減ることを意味することが多いので、お花のボリュームに問題ないかは気を付けた方が良いかもしれませんね。
全国展開のお花屋さんの場合は、最寄りのお花屋さんへの委託制作になるのか、自社配送で遠方への配送になるのか、またその場合の回収はどうなるのかなどを事前にお花屋さんにメールや電話で確認しておくと安心ですね。
開店祝いに花を贈りたい!まとめ
開店花を贈る場合、ちょっとの心遣いと選択で、より大きく喜んで貰える結果となります。せっかくのお祝いのお花ですので、かしこく上手に贈って、沢山喜んで貰いましょう!
コメント
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